[住宅設計] ブログ村キーワード
以前、一般の方が何故建築家に依頼しないのかについて書いたことがある。
あるところでその話題をした時に、お客様に言われた答えが
その心理を代表していると思い、何となく納得するものがあった。
いわく 「住宅や建築の世界では建築家はその頂点にいるから」。
だからいざ覚悟を決めて重要なことを聞くのは致し方ないにしても、
簡単なことは非常に聞きにくい。聞くならまず、
知り合いの不動産屋さんか工務店等に聞くとのことであった。
つまり建築家以外に代案があるからということになる。
我々が少し体調が悪い時にいきなり医者に行かず、
薬局で済ませるようなものであろうか。
そう考えるとやっと分かった気にはなったが、
果たして自分が建築家としてそんな大層な立場にいるのか、
あるいは尊大な自覚を持っているかと考えるとピンと来ない。
不動産屋さんや工務店より偉いとはもちろん思っていない。
第一何を持って比較するのかだが、
建築家が勝っているのは設計について、この一点だけである。
土地のことは不動産屋さんが一番だし、
施工のことは同様に施工屋さんである。
もちろん建築家がそれらの取りまとめ役を期待されているのは事実だが、
その一点をもってエライとは感じない。
つまり世間のイメージとはそのようなものなのだろう。
ここに建築家本人達との間に大きな意識のギャップがある。
もっと気楽にお声をかけて頂きたいと願うばかりである。
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