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構造用合板について

  1. 2008/08/11(月) 16:39:18|
  2. 住宅・建築・設計|
  3. トラックバック:0|
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構造用合板
壁と床に使われている構造用合板

木造住宅の世界では近年構造用合板の活用が目覚ましい。壁はもちろん床、屋根まで広範囲に使われている。何故か。もちろんメリットが多いから。例えば壁の場合、筋交いだけでは足りない時は構造用合板を使うことで耐力壁を増やしたり、壁倍率を上げる(丈夫にする)ことが出来る。また剛性(強さ)も高くなる等構造上のメリットは多い。

結果として床にあっては根太を省略出来る、同様に屋根にあっては垂木を省略出来る。つまり施工上の省力化も大きい要素である。その他にも断熱材を壁体内に入れやすい、機密性が高まる等のメリットもある。

こう書くと好いことづくめようである。また便利なので私も使っているのだが、構造用合板が流通していなかった頃から設計をやっている者としては、何か違うものを感じてしまう。

直感的に言えるのはあの釘である。構造用合板は釘あってこそ成り立つ。かつて木造建築は釘を使わず何百年と使い続けたことを考えると何かひっかかる。釘が何百年ももつとはとても考えられない。もちろん現代住宅はそこまで求められてはいないだろうが。

しかしそれ以上に私の心を占めるのは垂木の美しさや筋交いの頼もしさ等、結局感覚的手ごたえや感性の違いによるものだろう。
これを単なる感傷とは思われたくない。美しいものへのこだわりと言って欲しいのですが・・・。

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